投資家が支払う費用として、信託報酬というものがあります。結果的に信託報酬は必ず発生します。 派遣会社や運用会社は信託報酬という名目で、金融機関側の利益として投資家から報酬を受け取ることが可能です。

これは預かり資産の一部から支払われ、投資家がファンドを購入し保有する間、日々信託報酬はファンドの純資産から引かれています。例えば利益がプラスマイナスゼロの運用成績であっても、集めれば集めただけ利益が増えることになるので、たくさんの投資家に投資信託を販売することが彼らの仕事になります。

購入額が増えるにつれて、収益も積み重なっていきますので、信託報酬からも見込める利益が十分だということです。株式売買に関わる手数料が低下したため、株の売買手数料では、金融機関は全く儲からない時代となりました。

新たなお金儲けとして、銀行や証券会社、保険会社、郵便局などで販売しているのが投資信託などの金融商品です。今の社会では、年々当たり前に手数料が値下げしていて、株のオンライン取引が増えていることもあり、株式売買に関わる手数料は利益が見込めなくなりました。

最近は、断然投資信託の利益率がいいので、どこも投資信託の販売に力を入れている傾向があります。 販売手数料や信託報酬があるため、金融機関から見ると株式での売買手数料よりも利益になります。

通常でも1%前後の手数料が販売会社に入りますし、投資信託の商品の購入手数料は高い物では購入金額の3%になります。 このように投資信託の購入手数料は割がいいのです。

株の売買手数料だけでも利益があがるので何もしなくても儲かります。もちろん、これは極端な話ですが・・・。

集めるだけ集めるほど運用者側は利益が上がるのです。 しかし、運用成績が悪いと誰も資産運用を任せることはありません。

運用会社もそれなりに実績をあげなくてはなりません。 参考:投資信託利回り&おすすめランキング